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社長歳時記PRESIDENT MASSAGE

「売るのではなく、買っていただく」~このスピリッツを根底に~ 「売るのではなく、買っていただく」~このスピリッツを根底に~
ワイズ不動産販売(株) 大薮広幸氏

ワイズ不動産販売(株) 大薮広幸氏

大阪府高槻市寺谷町。京都府とも近い大阪のベッドタウン。古墳が点在し、自然環境にも恵まれたこの地に、ワイズ不動産販売(株)はある。地元では、そのユニークなイメージキャラクターでおなじみの同社は、創業以来変わることのない思いを胸に、今日も御客様を迎える。

不動産業を始められたきっかけは?

両親が商売人でした。今でいうブティクを経営していたんです。 身近に商売を見てきたからでしょうが、子供の頃からサラリーマンではなく、いずれは商売で身をたてようと考えてはいたんですよ。

でも学校を出られる時には企業の入社試験を?

ええ。当時の恩師が「とにかく面接だけでも受けてみろ」と。 で、ある会社に受かって しまった。内定はもらったけど、やっぱり商売人の血が騒ぐ(笑)。 卒業まで、あるガソリンスタンドでアルバイトをしたのですが、これがその後の人生を大きく変えることになります。 難攻のお客を口説き落としてガソリンだけでなく、他の商品をも売る喜びを味わえたこと、商売の面白みを実感してしまったのです。販売業績もトップになり、内定のことは忘れることにして(笑)、そのスタンドで社員として働き始めました。 ここでは実務だけでなく、計数管理の仕組みやその重要性を学びました。 やっぱり商売人の血が騒ぐんです(笑)

やりがいとジレンマ その後もしばらくはそのスタンドに?
閑静な住宅街にあるワイズ不動産販売本社

閑静な住宅街にあるワイズ不動産販売本社

本格的に勉強したくなって専門学校を目指したものの、商売にこだわり、別のスタンドで所長として再スタートしました。 20年来の赤字のスタンドでしたが、黒字に転換を果たせました。それはそこの社長から「自分の裁量で」商売を任せてもらったことが大きいと思ってます。「サービスや商品を売って喜んでいただく、感謝していただく」という、商売人としてのやりがいを感じたものです。業界の優秀スタンドとして表彰されたこともありましたね。 しかし、長らくガソリンスタンドをやっているとジレンマを感じるようにもなったのです。それは、ガソリンだけでなく不要不急の商品まで売らなければならない場合がある、お客が本当に喜んでいただいてないのではないか、ということです。 心のなかで葛藤しましたね。ちょうどその時、スタンドを廃業する事態になり、これからどんな商売をすべきか考えました。サービスをしながら物を売るコツも解った。 物を提供して喜んでもらえる商売は何だろう、会社の経営者になりたい・・・。いろんな事を考えましたよ。そんな中で、当時のお客様であった不動産会社から来ないかと誘われ、ガソリンスタンドの社長の本業が不動産会社ということもあって相談してみたんです。 不動産業はどんなものか、自分にできるだろうか、心の葛藤はあるか。答えはこうでした。「努力次第では十分できる、いろんな商売があるが、衝動買いや押し売りもない手数料の値引きもないのが不動産業だ」と。

それでワイズ不動産販売(株)がスタートしたわけですか?

いえいえ、もちろん修行期間はありましたよ。徒弟制度ということもないのですが、最初は移った不動産会社さんの社長秘書のような仕事。デスクワークといえば聞こえはいいですが、なんとしても退屈で・・・。やはり一日も早く外に出たかったですね。 お客様と接したかった。ですから修行も後半になると「とにかく、どんな難しい条件でもいいから、営業をさせてください!」と直訴しました。

ワイズ不動産販売(株) 大薮広幸氏
「修行時代はねもう外ばかり見てましたね。」
身振り手振りを交えての インタビュー。
エネルギッシュだが 笑いを忘れない。 やはり関西人・・・。
ワイズ不動産販売(株) 大薮広幸氏
実際に現場に出られてから、とくに印象に残っているお仕事は?

やっぱり初めてのお客様ですね。子供さんが5人おられるご夫婦だったのですが、強烈 な思い出として印象に残っています。 「田舎に住みたい」と言って来られました。「亀岡に土地を買い、家を建てたい」と。で、物件を絞り込んで同行したら、これがあまり良さそうに見えない土地でした。内心、「多分買ってはもらえないだろう・・・」と思っていました。しかし、ご夫婦でじっと眺められて「私の理想とする求めていた土地はこれだ。これを下さい」と言われた時は、正直鳥肌が立ちました。 「出会い」というんでしょうか、人と土地にもこれはあるようなのです。細かな条件を詰めていくなかで、(比較的山の中ということもあり)水道の圧力は足りているだろうかとか、完成までには色々と紆余曲折がありました。なんせ経験の少ない「新人」なわけで、ひとつひとつの小さなトラブルに至るまで体当たりでしたね。 解らないことは調べる、調べたらひとつずつクリアしていく。スマートなやり方ではなかったけど、今思えばプラスになっています。棟上げにまで招待されたり、竣工後にも夕食に招かれたりもして感謝されました。 当たり前の仕事をやって喜んでもらえる商売だと、そう思いました。こんな高額の商品なのに手数料も値引きをしないのにありがとうと言われる、これはもう商売冥利に尽きます。「売るのではない、買っていただく」という言葉はね、この時にかみしめたんです。 -初めてご契約頂いた時は思わず鳥肌がたちましたよ。-

その頃のことが、いまの姿勢を形作っていると?

ええ、家はお客さんにとっては「夢」、ほとんどの人にとって一生に一度の大きい買い物です。ですから、ちゃんと納得してから買ってもらいたいんです。そのためには何度でもご相談をお受けする、そこにお客様とコミュニケーションがとれて信頼関係が生まれ、ほじめて相手の気持ちをくんだサービスができる。そして「ありがとう」の言葉が、感慨深く胸に染み込むのです。

地元(高槻市北部)への思いは?

高槻の山の手にこだわってきました。さきほどのお話ではありませんが、やっぱり土地、地域との「出会い」なのでしょう。 このあたりのことは「大薮に聞け」とまでいわれます。地元との共存、商店会行事への積極参加、小中学校へのボランティア活動などを通じて地域に今後も貢献していきます。

ところで御社のイメージキャラクターは・・・
あれはね、はい、僕がモデルです(笑)。 女子社員の間で付いたあだ名がトド。 で、せっかくだから知り合いのデザイナーさんに頼んでイラストにして貰いました。 絵的にはアシカみたいですがトド、親しまれるトド。 高槻の市営バスのサイドやテールに、よく乗っていますよ。
ワイズ不動産販売のイメージキャラクター。高槻市内に多数出没中です。

ワイズ不動産販売の
イメージキャラクター。
高槻市内に多数出没中です。

本日はお忙しい中、ありがとうございました。
トドはね、ハイ、僕なんですよ。(笑)

トドはね、ハイ、
僕なんですよ。(笑)

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